土手

みんな集合だよ~

ナイル川の先に住む部族

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ナイル川に沿って南に4kmほど歩いた先に村がある。その村は、外との交流を一切断っており、自分たちが耕した畑や育てた家畜のみで生活を送っている。彼らの生態は非常に興味深い。相手との意思疎通をする際には、人間の腸くらい「えっ、こんな長いの?」と戸惑うような長さの紙を用意し、そこにヨッシーアイランドのヨッシーが行う踏ん張りジャンプの時の声を上げながら空中で射精をする。これが「おはよう」。用意した紙から精子がそれた場合は、意味が変わって「あのさぁ、もうご飯は炊けたって言ってんのにいつまでゲームしてるわけ?なに?ゲームがそんなに面白いの?そろもそもそのゲーム何よ?え?腸くらい長い紙にヨッシーストーリーの時のヨッシーが行うヒップドロップの音を尻と尻で擦り合わせて出したあとに空中で射精して得点を競うゲーム?いっつもあなた同じようなことやってるじゃない!このもぐらチンポザウルス!!」になる。とても興味深い。一つの動作の違いでここまで意味が変わる言語体系は聞いたことがない。

 

 

彼らは食事も独特だ。三食全てドミノ・ピザを頼んでいる。自分たちが耕した畑や家畜が存在していることは確認できるし、実際にそれ調理したり、屠っているところを覚えているのに、ドミノ・ピザを頼んだという記憶のみが残る。「今日は新鮮な野菜が採れた」と言われて食卓につくと、ドミノデラックスや、クワトロフォルマッジが並べられており、何の違和感を感じないままにそれを食べている。彼らは毎日のようにピザを食っているため、とても痩せている。意味が分からない。さらに、これも今のところ説明が付いていないが、彼らはピザを食えば食うほど痩せていく。そして、声が美声になる。あるミュージシャンが村にこっそり侵入した際に彼らの鼻歌を聞いただけで歌手を引退したこともある。村人のほぼ全員が魔人探偵脳噛ネウロのアヤエイジア並の歌声を鼻歌で出すことができる。そのため、音楽プロデューサーはこぞって録音機材を持って村への侵入を試みようとするが、村の入口に立つ身長3mの巨漢の門番と、五郎丸ポーズをしたまま氷漬けにされているアンダーグラフのボーカルがそれを阻む。「明け方すぎの国道までの♪」という1フレーズをアンダーグラフのボーカルではなく、巨漢の男が歌う。その時、陰で見ていたプロデューサーの耳が爆ぜる。その残滓がナイル川に流れ、また新たな生命が生まれていく。こうして、世界は回っている。